ひばちです。
今回はタスク管理用語「リマインダー」について説明します!
今回はタスク管理用語「リマインダー」について説明します!
目次
リマインダーとは
「リマインダー(Reminder)」とは、「設定したタイミングで、予定やタスクを通知してくれる機能やサービス」のことを指します。
語源は「remind(思い出させてくれる)」+「er(もの/人)」です。
「15時に○○社に電話を掛ける」「会社に着いたら××をチェックする」など、忘れてはいけないことを、時刻や場所をトリガーにして思い出させてくれる仕組みのことです。
iPhoneには同名の公式アプリがあり、そのことを指す場合もあります。
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リマインダーの形式
「思い出したいタイミングで思い出させてくれる仕組み」であれば、基本的にはリマインダーと呼ばれます。
リマインダーは、その形式によって「受動的(Passive)リマインダー」と「能動的(Active)リマインダー」に分けることができます(Harris, 1978)。
能動的リマインダー(Active Reminder):通知型
デジタルツールやインターネットを介して「設定した時刻や場所に来たら、アラームやメールなどで必要な情報を知らせる」形式が、能動的リマインダーです。
一般的なリマインダーの形式で、最近ではタスク管理ツールやそれ以外のアプリにも広く実装されています。
「予定遂行に関わる記憶(展望的記憶)は、適切な時点で想起する必要がある[1]」とされているため、し忘れの防止には非常に有効な形式となります。
受動的リマインダー(Passive Reminder):覚書型
「忘れてはいけないことをメモしておくことで、そのメモを見ることで思い出すような形式」が、受動的リマインダーです。
例えば、やるべきことを書いたメモや手帳、デスクに貼られた付箋などを指します。
メモ以外にも、「明日持って行く書類の入った鞄を、玄関前に置いておく」という実物を生活動線上に置く方法もあります。
生活する中で確実に目に入る場所に置いておく必要があり、使用する人が直接働きかけなければ有効に機能しないという欠点があります。
組み合わせリマインダー
能動的リマインダーと受動的リマインダーを組み合わせる場合もあります。
例えば、特定の時間に「メモを見る」という通知を設定して、実際にやることは別途メモ紙を見る、という方法です。
引用・参考
[1] 増元康平,長島怜希「高齢者の携帯電話リマインダ機能操作方法の学習特性」,神戸大学大学院人間発達環境学研究科 研究紀要