ひばちです。
今回はタスク管理用語「ダッシュ法」について説明します!
今回はタスク管理用語「ダッシュ法」について説明します!
ダッシュ法とは
「ダッシュ法(Work in Bursts)」とは、「時間を決めて、その時間は集中して作業に取り組む」という手法のことを言います。
ダッシュ法:
短時間(5分から最長40分)ダッシュするように、休みなく集中して働く方法。ダッシュ時間の増減の方法や、複数の仕事への取り組み方によってバリエーションがある。仕事の先送りを防ぐ方法としても有効。−マニャーナの法則
仕事に取り組む時間(期限)を決めることで、始めることへの抵抗感を軽減させ、集中力が高まる効果があるとされます。
25分の作業と5分の休憩を1単位とする「ポモドーロテクニック」も、ダッシュ法の一種とされます。
ダッシュ法のやり方
一般的には、以下のような方法で行われます。
- タイマー、筆記用具、紙を用意する
- 片付けるタスクのリストを作る
- 時間を割り振る(「マニャーナの法則」では、基本は5分)
- タイマーをスタートさせ、割り振った時間の間、タスクに集中する
- 数分間の休憩を取る
- タイマーをスタートさせ、次のタスクに集中することを繰り返す
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ダッシュ時間の調整
作業に取り組む時間(ダッシュ時間)は、タスクの種類や状況によって柔軟に調整されます。
- 固定 : タスクごとに時間を変更せず、同じ時間でダッシュを繰り返す
- 変更 : 基本のダッシュ時間を変更する
- 延長 :「5分から10分」「10分から15分」など、1ダッシュずつ時間を増やしていく
- リセット:増えたダッシュ時間を、基本のダッシュ時間に戻す
- 限界:増やすダッシュ時間の限度を決める(マニャーナの法則では40分を最大とする)
ダッシュ法を活用する原則
制限時間を厳守する
設定したダッシュ時間は必ず守ること。
制限時間が来たら、必ず作業を一度ストップさせる。
インターバルは短く
切り替えの時間を短く取る。
集中力が途切れないように次の作業に取り組む。
タスクは充分小さくする
1つのタスクに時間が掛かり過ぎると、他の作業が進まないため、タスクは適切な大きさにする。
リストの項目を増やしすぎない
ダッシュ法で処理する項目を増やし過ぎない。
コミットした仕事はすべてリストアップする
自分がやると決めたタスクは、必ずリストに入れる。
リストにない仕事には取り組めない。
休憩を取る
疲労が蓄積しないよう、一定の休憩時間を取る。
ダッシュが続いた場合は、少し長めの休憩を取る。
タスクが完了したタイミングで休憩しない
タスクが完了しても、すぐに休憩を入れない。
休憩は決めた時間に取る。