アイゼンハワー・マトリクス【タスク管理キーワード辞典】

ひばちです。
今回はタスク管理用語「アイゼンハワー・マトリクス」について説明します!




アイゼンハワー・マトリクスとは

「アイゼンハワー・マトリクス(The Eisenhower Matrix)」とは、アメリカ第34代大統領「ドワイト・D・アイゼンハワー」が行っていたとされる、優先順位を決めるためのテクニックです。

 

縦軸に「重要度」、横軸に「緊急度」を取ったマトリクスを作り、4つの事象でタスクを分類し、意思決定や優先順位付けを行う方法です。

 

ちなみに、「重要度」「緊急度」と書くのが面倒な人は、重要度を「10(じゅう)」、緊急度を「9(きゅう)」と書く方法もあります。

 

 

アイゼンハワー・マトリクスの意味

アイゼンハワー・マトリクスを使うと、4つの事象でタスクを分類することができます。

それぞれの事象について、タスクの意思決定が変わっていきます。

 

重要かつ緊急

例:締切のある仕事、クレーム処理など

対応:すぐにやる

 

重要だが、緊急でない

例:整理整頓、関係づくり、健康維持など

対応:いつやるか決める

 

重要でないが、緊急

例:頼まれごと、多くの雑務

対応:あとでやる

 

重要でも緊急でもない

例:暇つぶし、自分でなくてもできる仕事など

対応:誰かに任せる

 

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「7つの習慣」の時間管理マトリクス

スティーブン・コヴィー著「7つの習慣」でも同様のマトリクスが紹介されています。

 

こちらでは、各マスを「領域」と命名しています。

第1領域:重要かつ緊急
第2領域:重要だが緊急でない
第3領域:重要でないが、緊急
第4領域:重要でも緊急でもない

 

また、本書では「『重要だが緊急でない』第2領域の時間を増やすこと」を推奨しています。