今回はタスク管理用語「タイムブロッキング」について説明します!
タイムブロッキングとは
「タイムブロッキング(Time Blocking)」とは、「タスクを実行する時聞をあらかじめ決めておき、スケジュール表に入れて、確実に実行するために邪魔が入らないようにする手法」のことを指します。
タイムボクシング(Time Boxing)とも呼ばれることもあります。
タイムブロッキングの目的
タスクはスケジュールと違い、実施される時間や日時が明確に決まっていないため、確実に実行することが困難な場合があります。
特に、割り込みタスクや急な仕事が発生すると、予定していたタスクを進めることができないことがあります。
このことは、ToDoリストの問題としてしばしば取り上げられます。
タイムブロッキングは、タスクを確実に実行するために「タスクをスケジュールに組み込む」方法です。
例えば「病院に行く」というスケジュールであれば、その予定された時間帯にはどんな割り込みも入れないはずです。
それと同じ要領で、タスクを「絶対に実行するスケジュール」として組み込むのです。
重要なことはすべて、やる時聞を決め、スケジュール表に入れておくこの手法は「タイムブロッキング」もしくは「タイムボクシング」と呼ばれている。たとえば、健康を心から重んじ、そのために毎日初分のトレーニングをしようと決めたなら、ToDoリストではなく、スケジュール表にそれを記入しよう。事業戦略として、顧客との親密度を高めることが重要だと考え、そのために一日に少なくとも2人の顧客と会話すると決めたなら、「顧客訪問」を日々の予定に組み入れよう。-1440分の使い方
タイムブロッキングの方法
タイムブロッキングは以下のような方法で実施されます。
- タイムブロックする時間帯をスケジュールに入れる
- 実行する類似タスクをまとめる
- 周囲に分かるように伝える
- タイムブロックした時間は、割り込みが入らないよう環境を整える
その他
- ToDoリスト活用のアンチテーゼとして扱われることの多い手法ですが、「コンテキストをスケジュールに入れる」とみれば、タスク管理手法の一つと捉えることができます。
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