今回はタスク管理用語「期限の効果」について説明します!
期限の効果とは
「期限の効果(End-Effects)」とは、マーク・フォスター著「マニャーナの法則」で登場する概念の一つです。
時間を制限したり、終わりの時間を明確に決めてから作業を行う方が、作業の効率が高まるといった効果を指します。
期限の効果:
仕事の期限となる終了時間を明確にし、制限のある状況で働くことで、集中力を高め、仕事の効率を向上させる効果のこと。仕事の効率は、特に期限終了の直前に高まる。─マニャーナの法則
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期限の効果の活用
特に制限を設けない状況だと、集中してタスクに取り組むことが難しい場面があります。
例えば、締切のない仕事、「なるべく早く」といった納期が曖昧なタスクは、優先度が下がり先送りが蔓延しやすくなります。
また、夏休みの宿題のような期限が長期にわたるタスクは、より効率的に進めることが難しくなります。
このことは「期限に余裕を持たせすぎると、その余裕を使い果たすまで作業が完遂しない」というパーキンソンの法則に準じています。
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また、それ以外にも以下のような方法があります。
- 仮でも良いので、タスクに締切の情報を付加する
- 期限が長期に渡る場合、中間地点としてのマイルストーンを設定する
- 見積り時間と実際に掛かった時間を比較し、正しい見積りを行う
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