次に取るべき具体的行動【タスク管理キーワード辞典】

ひばちです。
今回はタスク管理用語「次に取るべき具体的行動」について説明します!




次に取るべき具体的行動とは

「次に取るべき具体的行動(Next Action)」とは、「頭の中の『気になること』もしくは曖昧なやることについて、『行動できる』単位に落とし込んだもの」を指します。

 

「ネクストアクション(Next Action)」や「ASAP(As Soon As Possible)」と呼ばれることもあります。

GTD®で、特に強調される概念の一つです。

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次に取るべき具体的行動とタスク管理

GTD®では、気になることを書き出し、その一つ一つについて、「これは何か?」を明らかにしていきます。

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「行動するもの」の中で「次に取れる行動は?」という質問に対する答えが、「次に取るべき具体的行動」です。

基本的には、次に取るべき具体的行動をまとめたリストを作成し、都度確認しながらタスクを実行していくことになります。

 

タスク管理全般においても、「次に取るべき具体的行動」の形に落とし込むことは、タスクの実行可能性を高める上で重要なことです。

タスクの曖昧さや規模(粒度)を細かくすることを「タスクの分解」と呼びます。

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最も行動しやすく、しっくり来て、行動できる適切な粒度になった形が、「次に取るべき具体的行動」だと言えます。

 

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次に取るべき具体的行動の特性

次に取るべき具体的行動は、以下のような性質をもっています。

次に取るべき

気になることや、やることの最初の一歩として、すぐに取り組める行動である必要があります。

準備が必要だったり、体制が整っていないタスクの場合は、「準備」自体が次に取るべき具体的行動になり、更に分解していく必要があります。

 

具体的

曖昧な表現ではなく、行動している場面が想起できる具体的な表現である必要があります。

 

行動

「~になる」といった「状態」ではなく、「~する」といった「動詞」で表現されます。

 

参考書籍

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 全面改訂版