オープンループ【タスク管理キーワード辞典】

ひばちです。
今回はタスク管理用語「オープンループ」について説明します!




オープンループとは

「オープンループ(Open Loop)」とはGTD®で登場する概念で、頭の中にある「やろうと思っているけれど、完了していないこと」を指す言葉です。

 

「Open Loop」は直訳すると「閉じていない輪」になります。

 

 

オープンループとGTD®

GTD®の提唱者であるデビッド・アレンの言葉では「現代の知識社会では、仕事の終わりが曖昧になってきている」としています。

 

仕事の終わりが不明瞭になり、やり掛けの仕事を大量に抱えてしまう傾向にあります。

それが現代ビジネスマンのストレスの元となっています。

 

この「やり掛けの仕事」「気になっているが取り掛かれていないこと」を含む「やろうと思っているけれど、完了していないこと」がオープンループと呼ばれます。

 

GTD®の「把握する」ステップは、このオープンループとなっている対象を、全て集めることを目的としています。

 

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その他

  • 意志力の分野では「やろうと思っているが、完了していないこと」に意思決定(やる日付を決めたり、タスク管理ツールに整理したり)すると、それだけで意志力の消耗が軽減されるという研究結果があります[参考]

 

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  • オープンループとなっている対象を集めても、集めた場所が信頼できるシステムでない場合は、集めたこと自体がオープンループになる可能性をGTD®では指摘しています。

 

関連用語

 

参考書籍