今回はタスク管理用語「クローズリスト」について説明します!
クローズリストとは
「クローズリスト(Closed List)」とは、マーク・フォスター著「マニャーナの法則」で登場する用語の一つです。
クローズド・リストとも呼ばれます。
クローズ・リスト:
仕事は「ここまで!」と制限するラインが引かれたリスト。一度クローズしたら、基本的にリストに新しい仕事の追加はできない。─マニャーナの法則
本書で初めて登場した概念ですが、タスク管理全般を実践する上で、重要な概念の一つとなっています。
こんにちは!ひばちです。 前回は、マニャーナの法則の概要について解説しました。 マニャーナの法則とは、2007年に出版されたマーク・フォスター著「マニャーナの法則」で紹介された仕事術のことです。 […]
クローズリストの概要
クローズリストは、直訳すると「閉じられたリスト」です。
文字通り、クローズリストは、一度制限するラインを引いたら、項目を追加することはできません。
例えば、特定の時間にやることを羅列したリストや、一つ一つ項目をチェックするチェックリストが該当します。
私たちが普段作っている、買い物リストや頼まれた仕事のリストなどとは、種類の異なるリストということになります。
ひばちです。 今回はタスク管理用語「チェックリスト」について説明します! [afTag id=3846] チェックリストとは 「チェックリスト(Check List)」とは、「『項目が全て埋まっているか(漏れがな[…]
クローズリストは、一度ラインを引いたら、以降は基本的にタスクを追加できないため、集中したり漏れをなくしたり、確実に実行したりすることに適しています。
タスクリストでいえば、「やる」と決めたものだけが表示され、集中して実行するために使うのがクローズリストです。
クローズリストとオープンリスト
クローズリストとオープンリストは、「部分」と「全体」、「集中」と「俯瞰」、「実行」と「把握」のような関係で説明されます。
クローズリストは、しばしばオープンリストからの必要なタスクを取り出したり、不要な項目を間引くことで別途作成されます。
自分の抱えているタスクやプロジェクトを網羅したリスト(オープンリスト)から、今必要な分を選択してそれ以外を見えなくしたリスト(クローズリスト)を作成する動作を、「クローズリスト化」または単に「クローズ化」「クローズする」などと呼ばれることがあります。
オープンリストからクローズリストを作る方法は幾つかあります。
「ツールの中で条件で絞ってフィルタリングする方法」「改めて別ツールやメモに転機する方法」などが該当します。
関連用語
- マニャーナの法則
- オープンリスト
- チェックリスト
参考書籍