今回はタスク管理用語「オープンリスト」について説明します!
オープンリストとは
「オープンリスト(Open List)」とは、マーク・フォスター著「マニャーナの法則」で登場する用語の一つです。
オープン・リスト「ここまで!」という制限を示すラインのない仕事のリスト。いくらでも仕事の追加ができる。─マニャーナの法則
本書で初めて登場した概念ですが、タスク管理全般を実践する上で、重要な概念の一つとなっています。
こんにちは!ひばちです。 前回は、マニャーナの法則の概要について解説しました。 マニャーナの法則とは、2007年に出版されたマーク・フォスター著「マニャーナの法則」で紹介された仕事術のことです。 […]
オープンリストの概要
オープンリストは、直訳すると「開かれたリスト」です。
文字通り、オープンリストには項目を自由に追加できます。
例えば、思い付いた事柄や頼まれた仕事など、次々と上限なく書き込むことができるリストです。
買い物リストや頼まれた仕事のリストなど、私たちの普段作っているリストの多くはオープンリストの状態にあります。
オープンリストの特徴
オープンリストは思い付いたタスクを次々と追加できるため、全体を把握するのに適するリストです。
GTD®で作られるリストの大部分は、オープンリスト形式のリストになります。
また、「とりあえず書いておく」という用途に適したリストであるとも言えます。
オープンリストの欠点
オープンリストは全体を把握するのには適していますが、集中したり、一つ一つを選んで実行することには向いてません。
また、終わりが定義できないため「どこまでやったら終わりなのか」が分からず、実行するためのリストとして用いると挫折する場合があります。
この部分は、対義語であるクローズリストとの併用によって補完されます。
関連用語
参考書籍