はじめまして。でろこと申します。
今回はアナログでのタスク管理手法のひとつであるバレットジャーナルについて、自分のやり方を紹介させて頂きます。
難易度:★☆☆
色々なアプリを試してみてもデジタルツールでのタスク管理が続かない方向け
筆者の情報はこちらです
- Twitter:@deroko_san #bulletjournal #bujo
- Blog:でろこのひとりごと
仕組みの概要
使用ツール
- ほぼ日の方眼ノート(A6) → ほぼ日手帳 公式サイト
- STYLE FIT → uni 公式サイト
システムの全体像と時間割
バレットジャーナルとは
バレットジャーナルとは、アメリカのプログラムプロダクトデザイナーのライダー・キャロル氏が考案したノート術です
ライダー氏は幼少期に注意欠陥障害(ADD)という発達障害の診断を受けており、日々の困り事を解決するために試行錯誤し、頭の中を整理するこのノート術を編み出しました。
特徴としては、
- 客観的な箇条書きで記入する
- 箇条書きの頭に記号(バレット)を用いて情報を整理する
というものがあります(箇条書きの頭に打つ「・」の記号を英語でbulletと呼ぶことからbulletjournalと名付けられました)。
※発音としては「ブレット」が近いそうなのですが、日本では「バレット」で定着しています。
そのため今回使用する記号については「バレット」と呼びます。
毎日を記録する
デイリーログの作り方
毎日のタスクや思い付いたことを記入するのが「デイリーログ」と呼ばれるページです。
ある日の私のデイリーログのページです。
まず日付を書き入れます。
そして左に今日やること(タスク・イベント)を記入します。
前日に未完了となったタスクや、マンスリーログを確認してやる必要のあるタスクや今日予定されているイベントがあればそれも書き写します。
バレットは
となっています。
タスクのバレットのお手入れ
私はバレットジャーナルでプライベートのみを管理しているので、お昼休みや帰宅後などにノートを書きます。
タスクが完了したら、バレットの状態を変更します。
完了したら□を塗り潰しています。
また完了までいかなかったけど着手した場合は□の半分だけを塗り潰します。
イベントは時間になれば自動的に始まるものなので、バレットはそのままでも大丈夫です(私は左側にある○は塗り潰してます)
気になったこと、思い付いたことを記録する
右側にはタスクやイベント以外のことを何でも書いていきます。
書き込む基準は「書いておきたいものは何でも」です。こちらもバレットを頭に付けて箇条書きします。
私が使っているバレットはこんな感じです。
バレットの前にさらに付いている記号は内容を目立たせたり、補足するためのバレット(カスタムバレット)です。
1日の振り返り
1日の振り返りを毎日します。
私は朝に時間を取って昨日の振り返りとしてやります(当日振り返れればベストです)。
まずタスクのバレットのお手入れをします。
次に未完了のタスクについて、どうするかを決めます。そのタスクをやるのかやらなくても良いのか、やる場合はいつやるかを決めます。
タスクが不要(やらない)と判断したものは二重線で取り消し線を引いて削除します。
タスクがやる必要があると判断した場合はそのタスクを必要な場所へ書き写します。
マイグレーション(移動)
未完了のタスクを移動すること(書き移す)をバレットジャーナルの手法ではマイグレーションと呼びます。
未完了のタスクでやる必要があると判断したものを移動させます。
翌日にやる場合は翌日のデイリーログにタスクを書き写し、当日未完了だったバレットの前に→を付けます。
実際に当日から翌日にタスクを書き写すとこんな感じになります。
最後に
以上が私の基本的なバレットジャーナルの運用となります。
私はデジタルツールでのタスク管理は単純なTo Doリストですら続かず、手帳を買っても最後まで使えた試しがありませんでした。
そんな自分がバレットジャーナルは2年以上続いているのは、手法がシンプルで分かりやすいことと、自由度がとても高いからからではないかと思います。
アナログでのタスク管理を考えている方は一度触れてみてはいかがでしょうか。
参考記事
今回はやり方やルールについての詳細な説明は割愛いたしますが、興味がございましたら下記リンクなどを参考にされるとよろしいかと思います。
参考書籍