こんにちは。でろこです。
こちらのサイトで、「バレットジャーナル」について記事を書かせていただいております。
はじめまして。でろこと申します。 今回はアナログでのタスク管理手法のひとつであるバレットジャーナルについて、自分のやり方を紹介させて頂きます。 難易度:★☆☆ 色々なアプリを試してみてもデジタルツールでのタスク管理が続[…]
皆さんは「アナログでタスク管理」というと、真っ先に手帳を思い浮かべるのではないでしょうか?
今回は(旬の時期は過ぎてしまいましたが)手帳の代表的なウィークリーページ・デイリーページのレイアウトを紹介したいと思います。
なお、レイアウトの呼び方はメーカーによって違う場合がありますが、大手メーカーさんの手帳は大抵帯にレイアウトが刷られていますので、そちらで判断出来るかと思います。
手帳とバレットジャーナルは何が違うの?
今回はあらかじめ「年間のレイアウトが印刷された手帳」についてお話しさせていただきます。
このような手帳には日付などがあらかじめ印刷されており、バレットジャーナルのように手書きをする必要はありません。
年末に文具店や書店に行くと手帳コーナーがあって、そこに並んでいるような手帳だと思っていただければ大丈夫です。
なお、バレットジャーナルはノート術・手法なので、手帳のような物質的な「バレットジャーナル」という商品はありません。
(公式ノートやバレットジャーナル向けノートを発売されているメーカーさんもありますが、販売されているノートの商品そのものをバレットジャーナルとは呼びません)
よく見るレイアウトについて
よく見かける、代表的なレイアウトをご紹介いたします。
1日1ページ
1ページが1日分という手帳です。
記入スペースが大きいのでサイズの小さい手帳でもたくさんの内容を書くことができます。
ただしページ数が多くなるため、手帳の厚みが増したり、重いといったデメリットも合わせ持っています。
そのため半年分ずつ分冊されている商品もあります。
見開きセパレート
手帳のウィークリーのレイアウトといえば、まずこのタイプを思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか?
見開き2ページで1週間のレイアウトです。
1ページを横に4分割、計8マスで1週間分となっており、余る1マスにはカレンダーが入っていたり、メモとして使えたりとそれぞれです。
メーカーさんによると、こちらは記入がたくさんできるレイアウトとのことです。
週間レフト
見開き2ページを使用して左ページは1週間分のマスがあり、右ページはフリー(ノート)になっています。
ノート部分は方眼罫や横罫など商品によって異なります。
予定などと共にメモを残すといった形で利用できるかと思います。
メーカーさんによると、機能性が魅力のレイアウトのようです。
バーチカル
見開き2ページで1週間分ですが、こちらは縦軸が時間軸になっており、1日のレイアウトは縦長となっています。
時間単位で予定を管理したり、詳細な行動のログを取ったりするのにも向いていると思います。
時間軸は、多くの人が寝ているであろう深夜帯が抜けているものが比較的多いかもしれません。
(もちろん24時間分ある手帳もあります)
最近のトレンド?マンスリーとノートの手帳
以前から販売していたメーカーさんはありますが、昨年末に大手のメーカーさんが発売して話題になった(気がする)のが、年間スケジュールと月間スケジュールのみ印刷されていて、後ろにはノートが多く取られているタイプの手帳です。
ほぼ日手帳 day-free
KOKUYO ソフトリングダイアリー
日本手帖の会さんの「手帳総選挙2019」にて、ソフトリングダイアリーが総合1位だったことからも注目の高さがうかがえます。
(ほぼ日手帳 day-freeは投票対象外)
※手帳総選挙とは
毎年秋に日本手帖の会さんが行っているイベントです。
全国数店舗にて投票対象に選出された手帳100冊を展示して気に入ったものに投票してもらうというものです。
100冊すべて手に取って中身が確認出来て、試し書きも出来ることが特徴です。
デイリー分のスペースがレイアウトの印刷がされていないフリーのノートなので、書きたい時にはたくさん書けて、そうじゃない時は余白があまり空かないといった部分が気になった方も多いようです。
また、バレットジャーナルをしている方でも興味を持たれた方は多かったようです(フューチャーログとマンスリーログを作成しなくてもいいため)。
今後更なる拡がりを見せるかもしれません。
手帳を選ぶ時に気にしたいこと
手帳はその種類の豊富さ故にどれがいいのか迷うことも多いかと思います。
レイアウト以外で特に気にした方がよさそうなことをまとめました。
サイズ・重さ
売られている手帳はサイズが非常に豊富にあります。
そのため、自分の使用方法に合った大きさを選ぶことも大切です。
サイズが大きければ紙面が広くたくさん記入ができますが、持ち歩く場合には大変になってしまうかもしれません。
家や職場に置きっぱなしにして持ち歩かないのであれば、自分の好みでチョイスして問題ないと思います。
一方、持ち歩きをする場合、サイズや重さも選ぶ際の重要なポイントとなります。
持ち歩くのに支障がないサイズ・重さであることも考慮して選ぶと良いと思います。
月曜始まりか日曜始まりか
カレンダーもそうですが、手帳も月曜始まりのものと日曜始まりのものがあります。
月~金曜日(土曜日)にお仕事をされている方のビジネス目的の手帳なら、月曜始まりが使いやすいと思います。
それ以外の場合は好みで選べば良いと思います。
なお自分はプライベート用は基本的に日曜日始まり、仕事用は月曜始まりです。
週の始まりが月曜日だと気が滅入るので(笑)
プライベート用は日曜日始まり派です。
曜日ごとのマスの大きさ
曜日ごとのマスの大きさも手帳によって異なります。
土日だけ小さくなっているものやその逆のもの、すべて同じ大きさのものなどあります。
休みが不規則なお仕事の方はマスの大きさはすべて一緒の方が便利でしょうし、月~金曜日に勤務されている方のビジネス目的の手帳なら、土日は小さくても問題ないことが多いのではないでしょうか。
さいごに
今回はごく簡単に各レイアウトを説明いたしました。
手帳のレイアウトをそのままに使っている方も多いですが、一工夫加えて使っている方もたくさんいらっしゃいます。
そのため、どんな手帳でもアイデア次第で化けるので、簡単な説明に留めさせていただきました。
また、主に綴じ手帳をイメージして記事を書いてまいりましたが、システム手帳という選択肢もあります。
色々なレイアウトのリフィルが用意されていますので、好みの物を組み合わせて使用することが可能です。
なお、既に4月始まりの手帳も出始めています。
まだ1月始まりの手帳コーナーが展開されている店舗もありますので、気になった方は文具店や書店に足を運んでみてはいかがでしょうか?