ひばちです。
今回はタスク管理用語「バッファ」について説明します!
今回はタスク管理用語「バッファ」について説明します!
バッファとは
「バッファ(Buffer)」とは「衝撃をやわらげる装置」を指す言葉で、タスク管理やプロジェクトマネジメントでは「時間的、コスト的な余裕」のことを言います。
予備(Reserve)とも呼ばれます。
コストやスケジュールのリスクを軽減するためにプロジェクトマネジメント計画書に組み込む備え。軽減対象のリスクを明示するために修飾語と伴に用いることが多い。(例:マネジメント予備、コンティンジェンシー予備) 。
─プロジェクトマネジメント知識体系ガイド PMBOKガイド 第6版
バッファとタスク管理
タスク管理におけるバッファは「タスクを実行、計画する際に設ける、時間的な余裕」を主に指します。
「バッファを持たせる」「バッファを見込んで見積もる」などのように使われます。
例えば、10分×3回=30分で終わる作業であっても、余裕を持って40分の時間を設定する場合「10分のバッファを取る」と表現されます。
単にバッファを取るだけでは、パーキンソンの法則により作業が伸びてしまう傾向にあります。
そのため「一つ一つの作業は最短時間で見積もり、最後にまとめてバッファを入れておく」ことが、CCPMなどでは推奨されます。
CCPM(Critical Chain Project Management:クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)
プロジェクトの各タスクの予算やスケジュールをぎりぎりに抑え、プロジェクト・バッファという全体の余裕を設けておく管理手法。
「作業は最短時間で見積もる」「計画の最後にバッファを取る」という考え方を軸とする。
エリヤフ・ゴールドラットが開発した制約条件の理論に基づき開発された[1]。
スポンサーリンク
関連用語
参考書籍
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?