自己管理マトリクス【タスク管理キーワード辞典】

ひばちです。
今回はタスク管理用語「自己管理マトリクス」について説明します!

自己管理マトリクスとは

「自己管理マトリクス(Matrix of Self-Management)」とは、GTD®で登場する用語の一つです。

横軸に「状況のコントロール」、縦軸に「将来の見通し」を取り、4つのエリアに分類したマトリクスのことを指します。

 

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自己管理の度合い

GTDでは、物事をストレスなく最大効率で進めていくキーワードとして、下記の2つが重要だとしています。

  • 状況のコントロール(Control)
  • 将来への見通し(Perspective)

 

この2軸を縦軸・横軸として、4つのエリアに分類したものが、自己管理マトリクスです。

現在の状態を理解し、どこを改善していく必要があるかを判断する一つのツールとして活用されます。

 

自己管理マトリクスの4つのエリア

4つのエリアにはそれぞれ名前が付けられています。

加えて、最も良い状態のエリア以外の3つについては「良い面」「悪い面」で、2種類に分けられているのが特徴です。

 

悪い面とは、「そのエリアに留まっている状態(上側)」、良い面とは、「試行錯誤しながら前に進もうとしている状態(下側)」です。

基本的に、ずっと同じエリアに居続けることは少なく、状況によって行ったり来たりするものとされています。

 

キャプテン&コマンダー(Captain & Commander)

コントロール○ 見通し○
将来をしっかりと見据えつつも、手元の状況を完全にコントロールしている理想の状態

 

細かすぎるマネージャ/実践者(Micromanager / Implementer)

コントロール○ 見通し×
状況のコントロールはできているが、将米への見通しが定まっていない状態

 

手続きや整理整頓、仕組みづくりに没頭している状況を指します。

仕組み作りを終えたら、速やかに将来の見通しに意識をシフトさせることが重要です。

 

空論家/理論家(Crazy Maker / Visionary)

コントロール× 見通し○
将来への見通しがしっかりしていても、状況のコントロールができていない状態

 

目標や理想を描くこと、または新しいものに気持ちが次々と向いている状況です。

自由に発想することを大事にしつつ、コントロールを取り戻すために仕組みを見直す必要があります。

 

被害者/対応者(Victims / Responder)

コントロール× 見通し×
状況のコントロールも、将来への見通しもほとんどままならない状態

 

効率的に物事をこなそうと思っている人にとっては、危機的な状況とされます。

実際のところ、1日のうちに何度もこのエリアに迷い込むのが普通とされています。

一時的に状況をコントロールできなくなったり、将米への見通しが効かなくなることはよくあるため、目の前のことに対応しつつ、試行錯誤を繰り返しながら状況を抜け出す必要があります。

 

GTD-Q

公式で提供されている「GTD-Q」と呼ばれるテストによって、4つのエリアのどこに該当するかを診断することができます

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参考書籍