今回はタスク管理用語「衝動の脳」について説明します!
衝動の脳とは
「衝動の脳(Reactive Brain)」とは「マニャーナの法則」などで言及される「衝動的に行動する」心理状態を表す言葉です。
「理性の脳」に対する概念になります。
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衝動の脳の概要
衝動の脳は、考える脳ではなく、本能に従って直感的・反応的に反応する脳です。
衝動の脳にとって重要なのは「危険かどうか」だけで、人間の生存には欠かせないものとなっています。
一方で、決断したり計画を立てることは苦手です。
理性の脳が作った計画があっても、衝動の脳は考慮することはありません。
理性の脳と衝動の脳の間で葛藤が起きた場合、衝動の脳が勝つとされています。
理性の脳が運動やダイエットなどの計画を立てても、現実には衝動の脳が働き、台無しになるのはこれが原因とされます。
タスク管理の成功や、計画や習慣化の達成は、理性の脳が衝動の脳をいかにコントロールしていくかが鍵とされています。
その他
「意志力」についての書籍でも、「2つの自己」についての言及が見られることがあります。
脳は1つしかないが心は2つある、と言う人さえいるほどです
私たちの心のなかには2つの自己が存在するのだと。
一方の自己が衝動のままに行動して目先の欲求を満たそうとするいつぽう、もう一方の自己は衝動を抑えて欲求の充足を先に延ばし、長期的な目標に従って行動します。
そのどちらも自分であり、私たちは2つの自己のあいだを行ったり来たりしています。-スタンフォードの自分を変える教室
関連用語
参考書籍