今回はタスク管理用語「いつかやる/たぶんやる」について説明します!
「いつかやる/たぶんやる」とは
「いつかやる/たぶんやる(SomeDay/Maybe)」とは、GTD®の見極めるフローで、すぐに実行の必要がない「保留」に振り分けられた項目を指します。
文字通り「いつかやる or たぶんやる」と意思決定されたタスクです。
これらは、ネクストアクション等と混在すると、取り組まなければならないタスクが多くなり、選択や集中が難しくなります。
ですので、普段使いのアクションリストとは別の場所で管理されることが多いです。
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「いつかやる/たぶんやる」の利点
このリストを作る利点の一つは「パーキングエリア」としての活用です。
大抵は緊急でないタスクが該当するため、より重要でより緊急なタスクを最優先するために、あえて「脇にどけておく」という活用ができます。
もう一つは「備忘録」としての活用です。
ふとやろうと思い付いても、すぐにできない場合には、リストを作って入れておくことで、必要な時に見返すことができます。
「何度も思い付いてはモヤモヤする」といった状況(オープンループ)が続くと、ストレスを抱える要因になります。
その解消として「いつかやる/たぶんやる」リストとして書き留めていくことが有用です。
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「いつかやる/たぶんやる」の見直し
「いつかやる/たぶんやる」リストは、普段は目に付かない場所に置かれますが、定期的に見直していく必要があります。
大抵は、週次レビューや月次レビューで見直しが行われ、機が熟したものからアクションやプロジェクトに移動します。
「いつかやる/たぶんやる」の欠点
単純な概念ではありますが、実は扱いは結構難しいです。
例えば、何でもかんでも「いつかやる/たぶんやる」としてしまうと、単なる先延ばしを繰り返すことになりかねません。
かといって、逆に何でもかんでも「やる」と決めてアクションに入れてしまうと、コミットするタスクが膨大になってしまう懸念があります。
この「いつかやる/たぶんやる」リストに入ったものが、「全然進んでいない」ことに失望感を感じることもあります。
場合によっては、あえて作らない方法もあります。
この場合は「いつかやる/たぶんやる」リストは作らず、やらないと決めてしまう方法です。
「重要なことは、また思い出すだろう」と腰を据える方法とも言えます。