GTD「5つのステップ」初版と改訂版の表現の違い、その意味などについて解説します!【GTD中級編】

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はじめに

「GTDって何?」という方は、以下の記事でGTDの基本を紹介していますので、こちらを先にご覧ください。

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5つのステップ、表現の違い

GTDの根幹をなすのが、『5つのステップ』です。

 

ステップの一つ一つには名称が付いています。

しかし、初版(2001年)から改訂版(2015年)に至る間に、実はステップの名称が変更されています

 

英語版では、2001年の初版で出た表現が、2015年の改訂版で一部変更。

日本語版では、初版の森平氏訳、その後に出た田口氏訳、改訂版の田口氏訳の3冊で、こちらも表現が微妙に異なっています。

 

基本的には、表現が変わっても同様のステップのことを指しています。

ただ、初版と比べ改訂版では、より各ステップの本質に踏み込んだ表現に、再定義されていると言えるでしょう。

 

表現の推移一覧

英語─初版(2001)

  1. Collect
  2. Process
  3. Organize
  4. Review
  5. Do

 

日本語─初版/森平氏訳(2001)

  1. 集める
  2. 処理する
  3. 整理する
  4. 再検討する
  5. 実行する

 

日本語─初版/田口氏訳(2008)

  1. 収集する
  2. 処理する
  3. 整理する
  4. レビューする
  5. 実行する

 

英語─改訂版(2015)

  1. Capture
  2. Clarify
  3. Organize
  4. Reflect
  5. Engage

 

日本語─改訂版/田口氏訳(2015)

  1. 把握する
  2. 見極める
  3. 整理する
  4. 更新する
  5. 選択する

 

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動作から本質へ

初版では、ステップ毎の「動作」に焦点が当たった表現になっています。

一方、改訂版では、より「本質」に踏み込んだ表現へと変わっています。

 

つまり、「何をするステップなのか」から「何のためのステップなのか」へ、という感じです。

 

  1. 「集める」とは、抱えているものを「把握する」こと
  2. 「処理する」とは、一つ一つ「見極める」こと
  3. 「整理する」とは、適切な場所に「整理する」こと(ここは、変わりませんね)
  4. 「レビュー/再検討する」とは、仕組みを最新に「更新する」こと
  5. 「実行する」とは、リストから行動を「選択する」こと

 

こう考えると、表現が変わった意図が分かりやすいかも知れません。

 

まとめ

この記事では、GTD「5つのステップ」の表現の違いについてまとめました。

細かい部分ではありますが、書籍や時期によって表現が異なるため、混乱してしまう方が少なくありません。

 

5つのステップはGTDの基本となりますので、ここで押さえて頂ければと思います。

 

ちなみにこのサイトでは、特に記載がない限り、最新版で表記していきます。
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