WILL DO リスト【タスク管理キーワード辞典】

ひばちです。
今回はタスク管理用語「WILL DOリスト」について説明します!




WILL DOリストとは

「WILL DOリスト(WILL DO List)」とは「『すると決めたタスク』のみを記載したリスト」のことです。

 

マーク・フォスター著「マニャーナの法則」で言及された概念で、対義語には「TO DOリスト」があります。

WILL DO リスト:すると決めた仕事のリスト。その日(もしくは翌日)にするとコミットした仕事だけが記載されるクローズ・リストとなる。1日に取り組む仕事に制限を設けることで、仕事量とコミットメントのバランスを取ることができる。マニャーナの法則

 

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WILL DO リストとTO DO リスト

普通にタスクリストを作ろうとすると、そこには「やるべきタスク」や「やった方が良いタスク」などが混在します。

WILL DO リストは「すると決めたタスク」以外は記載せず、確実に実行するタスクのみが記載されたリストです。

対して、TO DO リストは「すると決めた」か否かに関わらず、思い付く限りのタスクを記載したリストになります。

 

WILL DOリストは、その特性上クローズリストに分類されます。

「すると決めたタスク」だけが記載されるため、その後に依頼されたタスクや、ふと思い付いたタスクは入れる余裕がなく、時間内に確実に実行するために作られた「閉じたリスト」だからです。

 

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一方、TO DO リストはオープンリストに分類されます。

思い付く限りのタスクをリストに入れることができる「開かれたリスト」になります。

 

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WILL DO リストの利点と活用

WILL DO リストとしてタスクリストを作成すると、確実に実行される状況を作りやすいため、仕事を確実に進めることができます。

 

マニャーナの法則は「明日を軸にして確実に仕事を終わらせる技術」です。

その方式を取るのであれば、リストはWILL DO リストでなければなりません。

 

今作っているタスクリストが、WILL DO リスト(やると決めたことのリスト)なのか、TO DO リスト(やらなくても良いものも含まれているリスト)なのか、それを理解しておくことが重要です。

 

参考書籍